BC州と日本の再生エネルギー・鉱物分野での協力

カナダのブリティッシュ・コロンビア州(以下、BC州)と日本のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、カナダと日本やアジア全体の貿易を拡大し、水素などの新たなエネルギー源の研究開発を支援するために、相互協力に関する合意書(MOU)を延長することで合意した。更新されたMOUでは、非在来型天然ガス、金属鉱物及び原料炭といった従来の分野での協力に加えて、新たに水素・アンモニアやCCUSでの協力も盛り込まれた。

5月30日にJOGMECとBC州政府との間のMOUが更新され、エネルギー安全保障の強化やカーボンニュートラル社会の実現のための相互協力の重要性が強調された。「日本はBC州の企業にとって重要な市場であり、BC州の長期的な経済成長の重要な柱である。日本との協力は雇用を創出し、すべてのBC州の住民に利益をもたらす」とデービッド・イービー州首相が述べた。新たなMOUは、JOGMECとBC州との間の長年にわたるパートナーシップに基づいており、3 つの主要分野における協力を強化することを目的としている。

  • 低炭素燃料としての水素の導入と使用。
  • 重要鉱物を含む鉱物及びエネルギーの輸出。
  • 二酸化炭素の回収、再利用、貯蔵 (CCUS) の技術。

本MOUには、水素やアンモニアの生産と貯蔵、二酸化炭素の回収や貯蔵のための出資を含むJOGMECとの協力が盛り込まれている。鉱物資源が含まれることは、日本とBC州の間の重要な貿易関係を反映している。

JOGMECは本MOUを通じて、日本への資源・エネルギーの安定供給及びカーボンニュートラル社会の実現に向けて、BC州との一層の関係強化を図っている。両者は、合意期間中にMOUの目標を達成でいるよう、引き続き緊密に情報交換を行い、詳細な行動計画を立てていく予定。

参考:https://news.gov.bc.ca/releases/2023EMLI0032-000841