FAR社(FERRO-ALLOY RESOURCES GROUP LIMITED)(カザフスタン)の概要

http://www.ferro-alloy.com/en/

FAR社は2000年に創立、2019年にロンドン株式市場に上場したバナジウムを中心とした化合物を製造するメーカーです。鉱山開発大手Xtrata社の元CEOであり、鉱山開発を中心とした投資ファンド Vision BlueのCEOであるMick Davis氏が資金提供しており、黒色頁岩型バナジウム鉱床であるBalasausqandiq鉱床の開発を同社の100%子会社であるFIRMA BALAUSA LLCが行っております。

【企業情報】

本社  :FERRO-ALLOY RESOURCES GROUP LIMITED

代表者名:Mick Bridgen CEO

本社住所:Noble House, Les Baissieres, St. Peter Port, Guernsey, GY1 2UE, United Kindam

生産子会社:FIRMA BALAUSA LLC

生産子会社住所:Shieli district, Kyzylorda area, Republic of Kazakhstan

Balasausqandiq鉱床開発プロジェクトの概要

FAR社は、カザフスタン南部のShieli地域近郊にあるBalasausqandiq鉱床から、バナジウム分等を抽出し、各種バナジウム化合物、フェロバナジウム(FeV)を製造予定です。

現在、Balasausqandiq鉱床の開発プロジェクトは段階的に進められており、将来的には年400万トンの鉱石を精製、バナジウム製品ベースで22,400MT/年の製造を見込んでおります。

このBalasausqandiq鉱床は、可採埋蔵量が1億トン(原鉱石ベース)を超える豊富な供給能力があること、また一般的に世界のバナジウム製造メーカーが採掘、精鉱している含バナジウム・チタン磁鉄鉱鉱床とは異なり、より採掘コストが安く且つ鉱石品位も高い黒色頁岩型バナジウム鉱床であるため、世界的に競争力を有する鉱床であるとして注目されております。

カザフスタン品バナジウムの利点

バナジウム原鉱石の主要生産国は、ロシア、中国、南アフリカ、ブラジル等と限定されており、現在は南アフリカでの政情不安、中国国内のエネルギー問題、ロシア-ウクライナ間の問題など各国にとも供給の懸念がある状態にあります。

また、中国国内での内需拡大、レドックスフロー電池の需要拡大などの理由もあり、バナジウムは将来における供給不安が懸念されている元素の一つです。

その中で、蝶理及びFARは、従来の主要生産国とは異なるバナジウム源を持つカザフスタンの黒色頁岩バナジウム原鉱石に着目し、日本及び世界のバナジウム供給の安定化を図るべく、開発を進めています。

カザフスタン政府からのサポート

FAR社はBalasausqandiq鉱床の開発において、カザフスタン政府と2024年までの固定資産税の免除処置及び2026年までの諸税金免除の援助を契約しております。

蝶理との関係

蝶理は2022年2月にFARと社とフェロバナジウムの日本向け総代理店契約を締結いたしました。

当社では今後グローバルネットワークを活用して、フェロバナジウムだけでなく、FAR社各商材の日本顧客への拡販と新規開拓を進めて参ります。

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