チリ経済情勢 2023年1月度

在チリ日本大使館経済班より、2023年1月度のチリ経済情勢報告が発表された。(前月度の情報含む。)
その報告によると、直近の経済情勢は以下の通り要約される。:

2022年12月度の経済活動指数は前年同月比-1.0%、鉱業においては前年同月比1.2%を記録した。
同月の鉱業生産指数は前年同月比1.8%となり、銅生産量においては前年同月と比べ1.1%の下落がみられた。
1月の輸出額は89.2億ドル(前年同月比4.2%)、その内鉱業品38.8億ドル(同-9.8%、全体の43.5%)、さらにその内の銅は29.8億ドル(同-21.6%、鉱業品輸出額全体の76.7%)となった。
一方1月の輸入額は63.3億ドル(前 年 同 月 比-1 6. 3%)となり、貿易収支は26.0億ドルの黒字となった。

なお、12月度の対日、中、韓貿易額は以下の通りだ:

対日:輸出額7.5億ドル( 前年同月比1.0% )、輸入額3.4億ドル( 同80.0% )、貿易総額10.9億ドル( 同17.0% )
対中:輸出額37.5億ドル( 前年同月比5.3% ) 、輸入額14.7億ドル( 同-45.0% ) 、貿易総額52.2億ドル( 同-16.2% )
対韓:輸出額6.1億ドル( 前年同月比38.6% )、 輸入額1.4億ドル( 同7.3% ) 、貿易総額7.5億ドル( 同31.6% )

参考:在チリ日本大使館経済班「チリ経済情勢報告(2023年 1月)」