チリ経済情勢 2022年12月度

在チリ日本大使館経済班より、2022年12月度のチリ経済情勢報告が発表された。(11月の情報含む。)
その報告によると、直近の経済情勢は以下の通り要約される。:

11月の経済活動指数は前年同月比‐2.5%、鉱業部門では同‐3.2%となった。
11月の鉱業生産指数は前年同月比‐ 3.2%、銅生産量は同‐5.5%となった。
その影響からか、12月の国際銅価格は1ポンド3.73ドルで 始 まり、月末には3.80ドルと前月末比2.3%で終了した。

12 月の輸出額は88.9億ドル(前年同月比‐1.0%)となった。その内鉱業品53.7億ドル(同‐0.2%、全体の60.4%)、
さらにその内の銅は42.8億ドル(同‐13.2%、鉱業品輸出額全体の79.7%)となった。
一方、12月の輸入額は70.5億ドル(前年同月比‐17.7%)となり、12月の貿易収支は1. 8億ドルの黒字となった。

なお、11月度の対日、中、韓貿易額は以下の通りだ:
対日:輸出額7.0億ドル( 前年同月比13.8 % )、輸入額2.4億ドル( 同3.8% )、貿易総額9.4億ドル( 同11.1% )
対中:輸出額32.3億ドル( 前年同月比-5.3% ) 、輸入額15.6億ドル( 同-29.2% ) 、貿易総額47.9億ドル( 同-14.7% )
対韓:輸出額4.7億ドル( 前年同月比-15.3% )、 輸入額1.6億ドル( 同8.3% ) 、貿易総額6.3億ドル( 同-10.3% )

参考:在チリ日本大使館経済班「チリ経済情勢報告 (2022年12月)」