チリ政治情勢 2022年7月度

今年9月に国民投票を控えているチリ新憲法制定について、在チリ日本国大使館発行のチリ政治情勢報告(7月)にて以下の通り続報が報じられている:

4日に178ページにわたる新憲法草案がBoric大統領に提出され、制憲議会閉会後メディアは各会派関係者らの意見を以下のように捉えた。

右派‐「新憲法草案は取り返しがつかない急進的なものである。同案は大半の国民のためのものでな い」 

左派‐「国民が新憲法草案の改善を望むのであれば、(同案が承認された後に) 議会を通じた新憲法改正手続きも可能である」

なお、7月に行われた世論調査によると、新憲法の承認率は平均して現政権の評価と共に半数を下回っている。

参考:在チリ日本大使館「チリ政治情勢報告( 7月)」