チリ政治情勢(2022年6月度)

今年3月に新大統領ボリッチ氏が就任し各方面にて新政権での取り組みが進められる中、特に新憲法制定にあたり制憲議会が注目を集めている。

在チリ日本国大使館発行のチリ政治情勢報告(6月)では、本件について以下の趣旨が説明されている:

6月28日に制憲議会での新憲法条文案にまつわる全ての審議・プロセスが終了し、7月4日にボリッチ大統領に提出された。

この新憲法の承認/非承認を決定すべく9月4日に国民投票を控えているが、現段階での世論調査によると現政権の評価とあわせて支持率は低い。

これに対し野党からは「この新憲法が承認されなくとも、新憲法案作成は継続すべき」との声が上がっている。

一方ボリッチ大統領は、各継続期間の違いから新憲法、政権は「それぞれ別のものとして考慮すべき」と強調している。

参考:在チリ日本大使館「チリ政治情勢報告( 6月)」