“海運危険貨物バンニングリモート管理システム” 上海にて運用開始で危険品輸出に影響か

上海海事局は「沪海便函(2021)206号文」を公布、12月15日より上海から出荷されるすべての危険品FCL貨物に対し、「海運危険貨物バンニングリモート管理システム」の運用開始を決定した。危険品を厳しく取り締まる為に、システム上へのバンニング写真(バンニング前・途中・終了時)の登録、作業者の顔認証登録、バンニング作業場所の登録、携帯による位置管理等の対応が必要になる。上記システムに違反すると出荷できない。上海港での危険品輸出の所要時間の増加が懸念される。