チリの新型コロナの影響について

チリでは、新型コロナウイルスの世界的流行による混乱状態が続く中、段階的規制緩和計画(Plan paso a paso)と夜間外出禁止令(toque de queda)により国内感染件数をコントロールし、状況改善を目指している。

このPlan paso a pasoは感染状況により4段階に分けられており、
第1段階:義務的自宅待機 
第2段階:移行期
第3段階:準備期
第4段階:再開初期
とされているみたいだ。

参考:外務省海外安全ホームページ

これにより首都圏サンチャゴを中心に人々は自宅待機を強いられる生活が続いていたが、そんな中年齢が高い順にコロナウイルスワクチンの大規模接種も行われた。
そのおかげか、2021年7月のデルタ株上陸による緊張状態は続くも首都圏のほとんどのエリアが第1段階から第2-3段階に進み、人々の生活に少しずつ利便性が取り戻されつつある。
さらに、2回目のワクチン接種から2週間以上経過した者が取得できるPase de movilidad保持者を対象に規制内容を緩和されるようになった。

国内での規制緩和とは裏腹に、デルタ株の流行の懸念からかチリの国境閉鎖の延長はこれからも続きそうだ。